先取り学習が得意な子

小中学生向けに、予習型の授業を実施している塾は沢山あります。予習と言っても、半月または1ヵ月先の授業内容を、先に覚えておくというタイプの塾です。中学受験の進学塾といえば、予習型よりも「先取り学習」がほとんどです。先取りといえば、1年から2年先のことまで教えます。小学生が、中学生の教科書を見ても「簡単だ」というのです。大人では真似できないような暗記、暗算も当たり前です。生徒によっては、100の位までの暗算を数秒でこなす生徒がいます。

それくらい、先の先を読んで学習しているのです。そんな先取り学習が得意な子には、先取り学習のカリキュラムを組んでいる塾をおすすめします。小学校低学年の頃から中学受験を考えている親御さんは、注意して下さい。「先取り学習をやりすぎると失敗する」ケースが後を耐えません。

学力には段階があり、小学校低学年のうちは基礎学力を鍛える時期です。先取り学習で算数の特殊算などを詰め込んでも、知的疑問を持たず成長してしまいます。中学入試では、ただ公式に当てはめるような特殊算はあまり出題されません。それよりも、しっかり考えて解くことができる問題ばかりです。受験学習の前倒しには十分に注意してください。先取り学習がいくら得意だからといっても、小学校4年生が6年生のクラスに入れるわけではありませんから、もし塾が必要ないほど基礎学力がしっかりとしていて、先取り学習が得意なのであれば、入塾させる必要も全くないのです。