授業に追いついていない子

学力別に、少人数制で指導を行っている塾ではない限り、集団授業で「授業に追いついていない生徒」が出るのは仕方がないことです。親御さんからすると、「仕方がないでは済まない」と言いたいとことですが、確率的には1%の生徒がついていけなかろうが、授業はそのまま進めなければいけないのです。教室の半数以上の生徒がついてこられていないと判断したら、カリキュラムは再度編成されます。名門塾を例に挙げると、ついてこられない生徒に対しては補習授業が行われています。

中学受験対策進学塾の場合は、ついていけなくなるタイミングが2つあります。まず、苦手教科ができたとき。一度苦手だと感じてしまうと、塾の授業でも「わからない」と諦めてしまう子がいます。そんな壁にぶちあたった時には、個別に家庭教師を付けるなどして対処するほかありません。

もう1つは、学年の途中で入塾した場合や、転塾した場合です。新しい環境に慣れず、中々ついていけないというケースです。私たちは社会人になったときや大学入試の際に予備校へ行くなど。慣れない環境で学ばなければいけないタイミングが多々あります。途中で入塾した場合、慣れない環境でついていけなくても、長い目で見ながら慣れて、学習についていける努力をしなくてはいけません。「遅れないうちから入塾させる」「転塾をしない」という選択肢を選ぶか、長期間かけて慣れさせる、この2つの選択肢しかありませんから、授業に追いついていない生徒の「追いついていない理由」をじっくりと考え、対処をしましょう。